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役に立たない?「ITパスポート」を取得してみた【国家資格・iパス】

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まーち

 「ITパスポート」? 「iパス」?
 国家試験らしいけれど……?

ひょんなことから興味をもった「ITパスポートiパス」。

ITの基礎基本について学べる試験だと、早速調べてみましたが、

  • 就活や転職の役に立たない?
  • 勉強しなくても合格できる?
  • でも「国家試験」?

取得を検討しているのにこんな評判ばかりを目にすると、あまり気持ちよくありませんよね。

いろいろな評判をはねのけ、実際に勉強、資格取得した私の経験から語っていきますが、

「ITパスポート(iパス)」の知識、身につけておいて損なし!!

これだけは声を大にして言わせてください。
学ぶことで、いろいろなIT関係の情報が理解できるようになりました。

今後、ますますITとの関わりが増すであろう社会に生きる私たち。
知識を身につければ、「国家資格」というカッコイイ資格までついてくる……!
「ITパスポート」、あなたも取得しませんか?

もくじ

「ITパスポート」って?

  • 国家資格です!
  • 「寝ててもとれる」って本当?
  • 役に立たない……だと!?

国家資格です!

最も身近な「国家資格」は「普通自動車運転免許」でしょうか。

国の法律に基づいて判定・証明されている資格が「国家資格」です。

国家資格にも さまざまなものがあり、試験の難易度も異なります。

「ITパスポート」は、比較的簡単に取得できる資格と紹介されています。

「情報処理技術者試験」の入門期に学ぶ内容だからでしょう。

合格率も、約50%と言われています。

「寝ててもとれる」って本当?

これは、受験者であるあなたの経験などに大きく左右されるものです。

私のように、ITとのかかわりが薄い場合は、当然、試験勉強が必要です。

あなたの力がどのくらい通用するかは、実際に過去問題を解いて採点してみましょう。

もちろん、努力次第では短期間の学習で取得可能です。

試験〇日前何をしていたか
10日前「ITパスポート」を知る
7日前~過去問を解く、採点、解説を読んで間違い直し(2回)
3日前~受験申し込み、テキストやYouTubeで用語学習、過去問・予想問題
できるだけ早く!と駆け足でチャレンジしてみました。
なんとか合格!! しかし目標としていた正答率80%以上は達成ならず…

役に立たない……だと!?

ITに関する基礎基本の問題を扱う「ITパスポート」。

実際、社会人の転職などには、ほぼ効果なしと考えた方がいいようです。

IT業界では「知っていて 当たり前」の知識ばかりなのですね。

一方で、

  • IT関係ではない仕事に就いている人の自己研鑽
  • 就職前にITの基礎基本、最低限の知識を身につけておきたい人
  • ITに興味関心のある高校生

などにおいては、より意味のある資格・学習内容になっています。

知識を蓄えれば、耳に入るIT用語がわかるようになりますよ。

メリットはある?

  • なんてったって「国家資格」!
  • ITの基礎基本をおさえておいて損はなし!
  • 「持っている」というアドバンテージ

なんてったって「国家資格」!

まーち

国家資格」って、なんだか響きがよくありませんか?

就職活動などでも効果はないだろうという話はあるのですが、どの業種の会社に就職するかにもよるのだと考えます。

IT関係の方でしたら、「知っていて当たり前」の内容なのでしょうが、実際、あなたのまわりでこの資格を取得している人はどのくらいいるでしょうか?

私の周りには……、誰一人として存在しませんでした。
そんな状況なら、希少性がありますよね。

それに、国の法律に基づいて判定・証明されている資格なのですから、持っていて損をすることはないはずです。

ITの基礎基本をおさえておいて損はなし!

今後、ITが生活から切り離され、消滅していく…などということはあるでしょうか

逆に、ますますITの知識が必要となるであろうことは、簡単に想像できます。

どんどん増えていく「アルファベット語」「カタカナ語」。

加速度的に発展している技術に追いついていくためには、私たちも知識を更新していく必要があるのです。

実際、ネットニュースなどで見かけるIT用語がわかるようになり、記事の論点や問題の中心が理解しやすくなりました

「持っている」というアドバンテージ

2022年8月現在、ITパスポートの資格は取得すれば更新せずに持ち続けられます

履歴書にも記載できますし、場合によっては有利に機能することもあるでしょう。

取得までの道 ~私はこうした~

  • まずは直近の試験問題を解く
  • 解説を読み込み、知識を増やす(予想問題にチャレンジ!)
  • 先に試験日を決めておく

まずは試験問題を解く!

IT関係の知識が少ない私のような人なら、
「なんじゃこりゃ!?」なワードがたくさん出てきます。
しかし相手は「4択問題」!
確率で言うと、当てずっぽうでも「25%」は得点できることになります。


かんたんにあきらめてしまうのではなく、

  • 問題文のキーワード
  • 意味を知っている選択肢
  • 選択肢のアルファベットから推測できる意味

などを手掛かりに、「これっぽいな」という解答を選択していきました。

正答でも誤答でも、自分の考えが正しいか、そして他の選択肢の意味などをチェックします。

選択肢には、全くのでたらめが書かれているのではなく、それぞれが別のキーワードについての説明になっていることが多いです。

そのため、解説をよく読むことで他の問題を解く力もついていきます。

私の「iパス」3種の神器…!

解説を読み込み、知識を増やす

読んでもわからない部分もあると思いますが、何度か読む中で理解を深める意識で学習を進めましょう。覚えるべきことはかなり多いのですが、

「100点満点中、60点が合格ライン」

だということを忘れないようにしましょう。

まずは網羅的に、簡単に覚えられる部分からしっかりとクリアしていけば、得点できる部分がどんどん増えていきます。

合格基準
総合評価点(100問(92問))600点以上/1000点満点(92問中56問以上 正解)
ストラテジ系(35問(32問))300点以上/1000点満点(32問中10問以上 正解)
マネジメント系(20問(18問))300点以上/1000点満点(18問中 6問以上 正解)
テクノロジ系(45問(42問))300点以上/1000点満点(42問中13問以上 正解)
※全100問ですが、うち8問は今後の試験問題を評価するためのものだそうです。( )内の正解数は、あくまでめやすです。

また、表のように「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」、それぞれで一定の得点率が必要となるので、全体的に広く学んでおく必要があります。

ストラテジ系 満点!!
マネジメント系 満点!!
でも テクノロジ系 0点!!

…のような、知識のかたよりがあると合格できないのですね。

ある程度、キーワードや知識が身についたら、過去問や予想問題で実践力をつけましょう。

本番は、緊張などで慎重になりすぎてしまう可能性があるので、「120分」計って練習するのがおすすめです。

パソコンの操作が心配な方は、「CBT疑似体験ソフトウェア」で、一度トレーニングしておくといいですよ。

先に試験日を決めておく!

受験料は、2022年5月から7500円に値上がりしています。

つい最近まで「ITパスポート」という資格すら知らなかった自分を責めました……
なぜなら、受験料改定前は5700円だったからです。

……落ちた気持ちを引きずりつつ、近隣の試験会場(申し込み可能)を探しました。

あった!!
隣県で3日後!(片道4時間)
(自分の住まいでは約2か月後…)

ポチッ!!
思い切って予約です。7500円、クレジットで即支払いました。

先に受験日を決めておくことで、あとには退けない状況を作りました。
強制的にタイムリミットを設けることで、勉強に対する本気度を上げる作戦です。

しくじったら7500円失うことになる……!
往復8時間、何も得ないまま、帰るわけにはいかない…

わたしたちは何かを「得たい!」ということ以上に「失いたくない!」という気持ちが強い生き物です(「損失回避」)。

現在の状態を維持したい→安定 を好み、
「得る」「失う」という変化→不安定 を恐れるのですね。

今後、以下のような可能性も考えられます。

  • さらに受験料がアップする
  • シラバスが更新される中で、問題が難化する
  • ITパスポートの価値が高まる

「国家試験」という性質上、まったく効果のない資格にしておくことはないでしょう。
実際、ITパスポート公式サイトにも資格を活用した企業の事例などが紹介されています。
「情報処理技術者試験」の入門期に学ぶ内容なので、次の資格取得にもつながっています

さいごに:「知は力」 学んで損はなし!

最初に声を大にして お伝えしたように、

まーち

知識を身につけて損はない!!

学習の結果として得られる「資格」がどの程度の効果を持つかは別として、学習し、身につけた知識は生活で活かされること間違いなしです

ITに全く関係のない仕事をしている人も、学ぶ過程で新たなものに触れたというのが大きな経験となるでしょう。

一度学んでおけば、新たな知識が出てきた際に、知識を更新する心理的ハードルはかなり低くなります

これから社会に出ていく若い人たちにもおすすめしたい国家資格です。

知識も自信もつけて、共に先へ進みませんか?

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